2018年8月11日土曜日

夏期休業のお知らせ

 当社は8月11日(土)~8月17日(金)まで夏期休業となります。18日(土)より通常営業致します。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 暑い日が続いておりますが、皆様どうぞ楽しいお盆休みをお過ごしください。 


2018年7月26日木曜日

すみか建築家くらぶ

 今日は少し涼しくなり、ほっとしました。とりあえず暑さとの戦いもひと休み…睡眠不足が解消できそうで嬉しいです。

 20周年を迎えた上毛新聞「すみかくらぶ」、今日7/26号に当社の紹介が掲載されました!
 「建築家と一緒に家を創ってみよう すみか建築家くらぶ」のペ-ジです。
 お手元に「すみかくらぶ」がありましたら、ぜひご覧ください!

「すみか建築家くらぶ」のwebペ-ジはこちらです→中島桂一 一級建築士事務所 中島林産㈱





2018年7月25日水曜日

「私が我慢すればいいんだから」?

 厳しい暑さが続いておりますが、皆様、体調は大丈夫でしょうか?
今週末には台風も近づいてきますね…自然災害の恐ろしさを身近に感じる今日この頃、何とかこの夏を無事に乗り切りたいものです。くれぐれもご自愛くださいませ。
 


  設計打合せの途中で、家族間の意見がぶつかった時、「私が我慢すれば良いのだから」と、簡単に諦めてしまう人がいます。家族のためを思っての、さらには設計士の頭を悩ませては申し訳ないとの善意が言葉に出るのだと思います。しかし、住宅の計画におけるこの一見優しい譲歩は、やがて「私」だけでなく、「家族全員」に我慢を強いることになりかねません。

住宅は1365日、ほとんど一生を暮らす所です。一時的な我慢なら何とかなったとしても、10年、20年、あるいは死ぬまで続く我慢となると、どんな聖人君主でもキビシイことでしょう。
私達人間には、暑さ寒さなど、自然的環境の我慢には、ある程度の適応力があるようです。しかし「人間関係」や「使い勝手」等の社会的環境の我慢は、適応が難しい場合が多いようです。

自分や家族の暮らしに合わない家。家族の想いを何もわかってくれない家。日々の生活の中、逃げ場のないストレスから、自分を責めたり、夫(妻)や子供、同居の親を攻撃したり。やがて体や心の健康が蝕まれ、病気や家庭不和になった場合には、家族みんなが苦しむことになってしまいます。

住宅は家族にとって「最後の砦」。ここで安心と安全が確保できなければ、後がありません。遠慮せず、あきらめず、誰も我慢しなくて済むように。むしろ「してやったり!」と思える家を、粘り強く計画しましょう。
新しい住まいが、日々の暮らしの中で暖かく家族を守り、いざという時にも自分の味方になってくれますように。

住宅設計士 中島桂一



2018年5月1日火曜日

人は空冷式?

この時期、夏のように暑かったり、肌寒い日があったりと、寒暖差が激しいですね…伊勢崎、館林は全国の最高気温を観測しています。くれぐれも体調に気をつけて、楽しいゴ-ルデンウィ-クをお過ごしください!

 今回は体感温度のお話です。体で感じる温度(体感温度)には、気温や日照だけでなく、湿度や風(気流)も関係しています。
気温が同じ30度であっても、空気が乾燥していてカラッとした天気の日よりも、湿度が高くジメジメした日の方が、より暑く感じます。
湿度が変化するだけで体感温度は大きく変わります。湿度が高い方が温度が伝わりやすくなるからです。特に気温が23度を超えたあたりから急に影響が出るそうです。

昔から住宅の材料として使われてきた木や紙、土などには、湿度変化の波をおだやかにする働きがあることが知られるようになってきました。
湿度を調節する働きは、湿度の高い日本の夏を衛生的で快適に過ごすためにはとても大切です。太平洋側の地域では、冬の過度な乾燥を抑えることによってインフルエンザウイルスの繁殖を抑える効果が有ります。

人間は主に皮膚表面の汗の気化熱によって体を冷やしています。気温が体温より高くても放熱できるのはそのためです。(犬などは体温調整のための汗腺が鼻の頭や足の裏にしかないので夏には弱く、地面を掘って冷たい土に腹を直接付けて冷やす光景をよく見かけます。)

当社の番犬、ビ-グル犬チャッピ-。暑い日には地面に腹ばいになっています。
「お腹が冷たくて気持ちがいいよ~」

効率よく気化熱を奪うためには空気の流れが必要です。風速が1m早くなる毎に約1度ほど体感温度が下がります。このため、夏は窓を開けて風を入れたり扇風機を回すことで涼をとります。冬は逆で、わずかなすきま風さえも寒く感じて防ごうとします。
かつて、アリゾナの砂漠で気温50度の世界を体験したことがあります。乾いた熱風が強く吹き付ける中、宿のプールに飛び込んだのは良かったのですが、出ると水がまるでアルコールのようにいっきに蒸発し、体が乾くまでの数秒間はスーッとして寒かったのを覚えています。

気温50度を体感したアリゾナの砂漠(1990年6月)

夏、うっすらと汗ばんだところへ風が吹いてきた時の気持ち良さや、風を利用して涼しくする(感じる)ためのヨシズやすだれ、打ち水、風鈴などの工夫は、ストレス解消や情緒の安定、感性の発達といった心の面、さらには日本文化の醸成にも影響しています。
風通しの良い環境は、暑い時期に体を冷やし、家の中に溜まった熱気や湿度を外へ逃がす働きをすることで、健康だけでなく衛生面、経済面でも重要です。

住宅設計士 中島桂一