昨年末、当社のホ-ムペ-ジをリニュ-アルしました!
内容に大きな変更はありませんが、スマ-トフォンに対応した、見やすく読みやすいデザインになりました。アドレスもnakajimarinsan.comに変わりました。
新しいホ-ムペ-ジをぜひご覧ください!→中島桂一 一級建築士事務所 中島林産㈱のHP
なお、今年より当社の定休日を以下のように変更しますので、どうぞよろしくお願い致します。
月曜日~土曜日 営業日
日曜日・祝日 定休日
2020年もよろしくお願い申し上げます。
中島桂一 一級建築士事務所のブログ
会社の日常、現場だより、イベントのお知らせ、コラムなどを、随時アップしていきます。
2020年1月4日土曜日
2019年12月11日水曜日
快適さは“ゆらぎ”の中にある
日本の大部分の地域では、気温も湿度も高くなる夏は亜熱帯並に暑く感じ、シベリヤ気団の影響を受ける冬は寒帯並みに寒く感じます。そして長い歴史の中で、いかに夏を涼しく、そして冬を暖かく過ごすか、知恵を巡らし工夫をこらしてきました。そしてそれは日本特有の文化にも大きな影響を与えてきました。
近年、空調技術の発達により、そんな面倒な工夫をしなくても、エアコンで直接室温や湿度をコントロールできるようになりました。室内においては人工的に「暑くも寒くもない」環境をつくり出すことができるようになったのです。そして、「省エネ」と言いながら、24時間、1年中機械による空調を前提とした住宅が増えてきました。はたして快適さはどうなんでしょうか。
夏、日差しの照り付ける暑い外からエアコンの効いた室内に入ったとき、涼しくて気持ちがいいと感じます。しかし、しばらくして慣れてくるとなんとなく暑く感じてきて、エアコンの設定温度を下げたくなります。こんな事を繰り返しながら、ついつい過剰に室温を下げてしまうのはなぜでしょうか。その答えを、ある環境心理学のセミナーで聞いた事があります。
熱かった皮膚の表面温度が室温に合わせて徐々に下がっていく、その「過程」を人は「気持ち良い」と感じるのだそうです。やがてそれらが落ち着いてくると厭きてしまい、再び変化を求めて室温を下げたくなります。そしてこの繰り返し…。したがって「理想的な室温や湿度、風速を維持することができれば、人は快適に感じるか」というと、どうもそうではないらしく、適度な変化があった方が快適さを実感できるのだそうです。
ヒートショックを起こすほどの不快で急激な変化は避けなくてはなりませんし、部屋の利用目的、住む人の体質や持病、好み、さらには自然観や教育観などの考え方も考慮しなくてはなりません。しかし、快適さのためには自然の持つゆらぎや季節感、「夏、暑すぎず、冬、寒すぎない」くらいの適度な変化はむしろ必要と言えるでしょう。つまり、「快適さは“ゆらぎ”の中にある」ということだと思います。
快適さだけではありません。適応力や体力をつけ、感性や情緒を育み、躾の面でも忍耐力や知恵をつけるためにも、昔ながらの知恵と工夫を取り入れることで、なるべく人工的な設備に頼らない生活文化を大切にしていきたいものです。
2019年11月30日土曜日
日射し
今年も残り少なくなってきましたね。寒くなってきましたので、皆様風邪など引かないよう、くれぐれも体調に気をつけてお過ごしください。
当社ロビ-の吹抜けは、南窓を天井まで大胆に取っており、太陽の角度によって、夏はほとんど陽が入らず、冬は部屋の奥まで陽が入るパッシブデザインとなっています。
今日はお天気が良く、昼間は日射しがよく入りとても暖かく、薪スト-ブなしで過ごせました。
紅葉したセコイアの間から陽が射し込んできて、ゆらゆらと光が揺らいでいます。それを見ていると、気持ちが良くリラックスし、時間が経つのを忘れます。
何かと騒がしい世の中、特に年末ともなると気忙しくなってきますね…そういう時こそ季節や時間の移り変わりを感じながら、家の中で静かに過ごすひと時を大切にしたいものです。
猫のみなちゃんも気持ち良くお昼寝中。 |
2019年11月2日土曜日
「薪スト-ブのメリット・デメリット」
早いもので11月に入りました。今年も残り少なくなってきましたね…
日中は日が射すと暖かいですが、さすがに朝晩は寒くなり、当社のロビ-も薪スト-ブを使い始めました。
最近人気のある薪スト-ブですが、メリット、デメリットがいろいろあります。以前まとめた記事がありますので、興味のある方はぜひご覧ください!
薪スト-ブは本体と工事費でかなり高額になり、設置したものの手間がかかり、使い続けるのも、予想より大変かもしれません…購入する前によく考えて選ぶことをおすすめします。
*以前の記事はこちらです→「薪スト-ブのメリット・デメリット」
日中は日が射すと暖かいですが、さすがに朝晩は寒くなり、当社のロビ-も薪スト-ブを使い始めました。
最近人気のある薪スト-ブですが、メリット、デメリットがいろいろあります。以前まとめた記事がありますので、興味のある方はぜひご覧ください!
薪スト-ブは本体と工事費でかなり高額になり、設置したものの手間がかかり、使い続けるのも、予想より大変かもしれません…購入する前によく考えて選ぶことをおすすめします。
*以前の記事はこちらです→「薪スト-ブのメリット・デメリット」
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