早いもので11月に入りました。今年も残り少なくなってきましたね…
日中は日が射すと暖かいですが、さすがに朝晩は寒くなり、当社のロビ-も薪スト-ブを使い始めました。
最近人気のある薪スト-ブですが、メリット、デメリットがいろいろあります。以前まとめた記事がありますので、興味のある方はぜひご覧ください!
薪スト-ブは本体と工事費でかなり高額になり、設置したものの手間がかかり、使い続けるのも、予想より大変かもしれません…購入する前によく考えて選ぶことをおすすめします。
*以前の記事はこちらです→「薪スト-ブのメリット・デメリット」
2019年11月2日土曜日
2018年2月26日月曜日
「薪スト-ブのメリット・デメリット①」
最近若い世代に人気があるという薪スト-ブ。テレビの話題にも取り上げられることが増えました。
当社では冬の間はもちろん、春先まで薪スト-ブが大活躍しています。薪ストーブに憧れる人はとても多いようですが、薪ストーブと30年以上付き合ってきた体験から、メリットとデメリットを検証してみます。
当社では冬の間はもちろん、春先まで薪スト-ブが大活躍しています。薪ストーブに憧れる人はとても多いようですが、薪ストーブと30年以上付き合ってきた体験から、メリットとデメリットを検証してみます。
初めにメリットについてです。
まず着火についてですが、薪と焚付けさえあれば意外に簡単です。変な臭いもなく、機械音がしなくて静かです。電源が不要なので、東日本大震災後の計画停電でも全く心配がありませんでした。当社ロビーの場合は、煙突が真直ぐ屋根に抜けていることと、よく乾いた薪を燃やしていることで、煙突掃除も5年に一度で問題なく使えています(あくまで当社の場合ですが)。
なんと言っても暖かさがじんわり、ほんわかとしていてとても楽です。はじめは炎の輻射熱で体と壁、床、天井を暖め、しだいに室温が上昇してきます。遠赤外線効果で温泉のように暖まり、少しくらいの風邪なら治ることもあります。
炎のゆらぎによる癒し効果も魅力です。さらに照明を暗くすれば、微妙な話もしやすいロマンチックな雰囲気に。暖かさと光に吸い寄せられるように家族(や猫)が集まってきます。団らんの核とも言える求心力、家族に秘密は生まれないかもしれません。
また薪を運び、ストーブにくべて火をつける作業は、楽しくて適度な体と頭の運動になります。子供も知恵がつくことでしょう。私の両親は、自分で動ける間はファンヒーターには目もくれずに薪を燃やしていました。
次にデメリットについて。こちらのペ-ジをご覧ください。→「薪スト-ブのメリット・デメリット②」
2018年1月31日水曜日
「薪スト-ブのメリット・デメリット②」
次に、デメリットについてです。
本場ヨーロッパや北米の製品は高価です。さらに煙突工事や床、壁の防火対策に本体と同じくらいかそれ以上にお金がかかります。安く済ませようとして石油ストーブの煙突を転用したところ、危うく火災になりそうになったという話も聞いたことがあります。また、煙突に曲がりや横引きができてしまう場合は、うまく燃えないこともあり、煙突掃除の頻度も増えることになります。
灰は頻繁に捨てる必要があります。役所のごみ収集には出せないので、捨て場所も考える必要があるでしょう。一度設置したら動かせませんし、夏も場所をとります。
しかし、何と言っても薪の入手がカギになります。販売、施工した業者で用意してくれれば良いのですが、なかなか安定的に供給するのは難しいようです。薪の入手方法によっては燃料代が安くも高くもなります。安く入手するには、基本的に自分で薪運び、切断と薪割り、薪積みの作業をすることを覚悟しなければなりません。薪の保管が悪いとシロアリの巣になってしまいます。
慣れれば着火はさほど難しくないといっても、ボタンひとつというわけにはいきません。タイマー運転もできません。部屋全体を暖めるのには少し時間がかかるし、火力の調節や薪の焚べ足しはもちろん手動です。
一昔前の生活のように、常に手間と注意が必要になります。したがって家族全員が扱えるとは限りません。苦手な人もいるでしょう。得意な人が病気するとみんなが困ってしまいます。
薪ストーブをメインで使う場合は、いざという時のためにバックアップの暖房が必要だと思います。また、薪ストーブに代わるものとして、灯油の鋳物ストーブやペレットストーブをお使いの方もいらっしゃいます。
以上、メリットはそのままデメリットでもあると言えます。そして、そのどちらも大きいのが薪ストーブの特徴です。それでも手間と注意を楽しめる個性と環境条件が揃えば、お勧めしたいアイテムです。
住宅設計士 中島桂一
住宅設計士 中島桂一
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