2018年2月26日月曜日

「薪スト-ブのメリット・デメリット①」

 最近若い世代に人気があるという薪スト-ブ。テレビの話題にも取り上げられることが増えました。

 当社では冬の間はもちろん、春先まで薪スト-ブが大活躍しています。薪ストーブに憧れる人はとても多いようですが、薪ストーブと30年以上付き合ってきた体験から、メリットとデメリットを検証してみます。




 初めにメリットについてです。

まず着火についてですが、薪と焚付けさえあれば意外に簡単です。変な臭いもなく、機械音がしなくて静かです。電源が不要なので、東日本大震災後の計画停電でも全く心配がありませんでした。当社ロビーの場合は、煙突が真直ぐ屋根に抜けていることと、よく乾いた薪を燃やしていることで、煙突掃除も5年に一度で問題なく使えています(あくまで当社の場合ですが)。

なんと言っても暖かさがじんわり、ほんわかとしていてとても楽です。はじめは炎の輻射熱で体と壁、床、天井を暖め、しだいに室温が上昇してきます。遠赤外線効果で温泉のように暖まり、少しくらいの風邪なら治ることもあります。

炎のゆらぎによる癒し効果も魅力です。さらに照明を暗くすれば、微妙な話もしやすいロマンチックな雰囲気に。暖かさと光に吸い寄せられるように家族(や猫)が集まってきます。団らんの核とも言える求心力、家族に秘密は生まれないかもしれません。

また薪を運び、ストーブにくべて火をつける作業は、楽しくて適度な体と頭の運動になります。子供も知恵がつくことでしょう。私の両親は、自分で動ける間はファンヒーターには目もくれずに薪を燃やしていました。




次にデメリットについて。こちらのペ-ジをご覧ください。→「薪スト-ブのメリット・デメリット②」